Soumaamu’s diary

日々の生活のあれこれを書いていきます

母が母じゃなくなる時

私には母がいる。

もちろん、みんなにも母はいると思うけど

うちの母はもう

私の知ってる母では

なくなってきている。

 

 

それは

認知症を発症したから。

 

 

認知症になりはじめです。と、診断を受けて

早3年が経とうしている。

 

母は大の病院嫌いで、

病院になかなか行ってくれない。

 

そんな人はもちろんたくさん

いると思うけど、3年前母に嘘をつき

姉と認知症外来に連れて行った。

 

 

外来の順番がくるまで母から

なんで、ここに来るの?

何しにきたの?

 

 

そんな言葉ばかり聞かれて、

健康診断に来たんだよ!と

嘘をついていると

ついに診察の順番がきた。

 

普通に血圧や採血などして、

その後、先生との

認知症の診断が

始まった。

 

 

私たちも同席して聞いていたんだけど、

季節感、年月日などは

答えてはいたものの、間違いだらけだった。

 

 

私はこの時、母が母でなくなってきて

いることにショックを受けていました。

 

 

診断結果は

初期〜中期前の認知症

 

 

お母さんが認知症

これからどーしてあげたら

お母さんのためになるんだろう。

 

そんな風に考えていて、

父や周囲の意見に流されて、

そこから母を放ってしまった。

 

 

あれから3年

 

 

母は去年の夏、精神が崩壊して

そのまま入院することとなった。

 

 

 

お母さん。ごめんね

 

 

 

今は、精神状態は回復し、

認知症専門の病院で過ごしている。

 

 

これからどうやって母と

過ごしていくか。

 

家族で話し合いが始まった。